窓はカラーセレクトで印象が大きく変わる!
2024.03.17
窓の色を変えるだけで住まいの印象は大きく変わります。
この記事では、そんな窓のカラーセレクトについて解説していきます。
窓カラーの人気色は?
窓のカラーで人気なのは、下記の5色です。
- ブロンズ
- ホワイト
- ブラック
- ブラウン
- シルバー
ブロンズとブラウンはしばしば同じカテゴリーに分類されますが、実際には微妙な色調の違いがあります。
ブロンズは土のような色合いで明るく、一方のブラウンはより濃厚で暗い色合いです。
ブロンズは1970年代に人気を博し、ブラウンは1990年代後半に注目されました。
現在のトレンドはシルバーやグレー系であり、どんな壁の色にもマッチしやすい特性があります。
特に彩度の低いカラーやメタリックカラーとの相性が良いとされています。
モダンで洗練された雰囲気を演出したい場合には、サッシの色としてもおすすめです。
窓サッシで人気色の心理的効果
色には、さまざまな心理的な効果があります。
ここからは、そんな色に関する心理的効果を先ほど挙げた人気色の中からご紹介していきます。
ブラウン・ブロンズ系
ブラウンやブロンズなどいわゆる茶色系の色は心を落ち着かせ、安らぎをもたらす色です。
信頼感を与え、親しみやすい印象を与えるため、窓サッシとしても人気の色です。
自然界では大地や樹木などに見られ、そのため「アースカラー」とも呼ばれます。
その温かみや居心地の良さから、どんな用途の部屋にも適しています。
ホワイト
ホワイトは、純粋無垢で清潔なイメージをあたえる色であり気分をリセットしてくれる色です。
お部屋をすっきりとしたイメージにしたり、軽やかな印象を与える事ができます。
ブラック
ブラックは、引き締まった色合いでありシック、高級、重厚感などのイメージを与える色です。
心理的な効果としては、気持ちを引き締める、不安感を与えるなどポジティブなものとネガティブなものが混在する色でもあります。
シルバー・グレー
シルバー・グレーは、上品さや洗練されたイメージ、ストレスの緩和、落ち着きを与える色です。
どんなお部屋にも合わせやすい協調性の高い色なので、どんな部屋にも合います。
また、シルバー・グレーは大人の印象を与えるため大人なイメージの部屋を作りたい場合は取り入れると良いでしょう。
窓のカラーは内側と外側で選び方が違う?
サッシの色を選ぶ際には、外側と内側それぞれの視点でカラーを選ぶ必要があります。
まず外側のサッシは、外観に影響を与えるため外壁との調和や家の雰囲気に合わせた色を選ぶことが重要です。
一般的には外壁と同系色やシルバーがおすすめとされています。
また、窓のデザインを強調したい場合は外壁とは異なる色のサッシを選ぶことで個性的な外観にすることができます。
ただし、無理な組み合わせや違和感を避けるために、周囲の意見も参考にしましょう。
一方、内側のサッシはインテリアに影響を与えます。
そのため壁紙や部屋の雰囲気に合わせて色を選ぶことが大切です。
ただ同系色の組み合わせには注意が必要で、微妙な色の違いや素材の違いが違和感を生むことがあります。
こうしたポイントを考慮しつつ、外側と内側それぞれの色を選ぶことでバランスの取れた美しい空間を演出することが可能です。
窓のカラーを変更するとどのような変化がある?
実際に窓のカラーを変えると、どのような変化が見られるのでしょう。
窓のカラーだけで、そんなにイメージが変わるのかは気になるところだと思います。
ここからは、実際のイメージ画像を紹介しながら、簡単に解説をしていきます。
寝室のイメージ
こちらは、窓がダークブラウンになっている寝室です。締まった感じの印象を受けるでしょう。
白が基調となった部屋に、黒っぽい色があるとメリハリが感じられる部屋になります。
そして、上記がクリア色の窓になっている寝室です。こちらのお部屋は、柔らかいイメージを感じられるかと思います。
この2つのイメージを見ても、窓のカラーひとつでお部屋の印象を大きく変えることがわかるでしょう。
浴室のイメージ
こちらは、ホワイトの窓になっている浴室です。白が基調となっている浴室であり、統一性があると共に清潔で明るい印象を受けるでしょう。
こちらは、ダークブラウンの窓になっている浴室です。白基調であり、清潔感のある印象の中に締まった印象のあるダークブラウンを合わせることでメリハリを感じることができます。
ホワイトの窓よりもスマートな印象があり、こちらも先ほどの寝室同様に窓の色を変更するだけでこれだけ印象が変わることがよくわかる事例とも言えるでしょう。
まとめ
窓の色を変えるだけで、かなり部屋のイメージが変えられることがわかりました。
お部屋の印象を変えたい、何か部屋が物足りないという人は窓にスポットを当てて色の変化を与えてみてはいかがでしょう。