玄関ドアは全く違うタイプにリフォーム可能?
2023.11.30
玄関ドアを引き戸から開き戸など全く違うタイプに変えてお家の印象をガラッと変えたい人もいるかと思います。この記事では、そんな人のために全く違うタイプのリフォームについて解説していきます。
玄関ドアのタイプごとのメリット
玄関ドアは、主に引き戸と開き戸の2タイプです。
ここでは、それぞれのメリットについて解説していきます。
引き戸のメリット
引き戸とは、レールや溝などを使って開け閉めするドアのことです。
元々の日本家屋では襖や障子などを開け閉めする習慣があり、玄関ドアもほとんどが引き戸でした。
最大のメリットとしては、開け閉めが楽なところがポイントとして挙げられます。
開き戸であればドアノブを回したり、ノブを引いたりしながら大きく前後に押し引きしなくてはならないため大きな荷物を持っていたりすると大変です。
しかし、引き戸であれば左右に軽く動かすだけで簡単に開けることができますし前後の動きも無いので前後の玄関スペースが少なくてもスムーズな出入りを行うことができます。
また、玄関ドアは開けるのに力を要する場合もありますが引き戸なら力の弱い高齢者や小さなお子様であっても簡単に開け閉めをすることが可能です。
さらに、引き戸は好きな幅でドアを開けることができるので夏場の暑い時期や冬場の空気の入れ替えの際に取り込む風の量を調節することができます。
最近の引き戸であれば勢いよく閉めてもバタッという大きな音が鳴りにくい設計になっています。
一般的にはソフトクローザーと呼ばれるシステムであり、戸に指を挟んで怪我をするというリスクも軽減されており小さいお子様が指を挟んで怪我をするというデメリットにも対応することが可能です。
開き戸のメリット
開き戸は、蝶番を起点としてドア自体が弧を描くように開いたり閉じたりするドアです。
開ける人からすると前後に動くような形になっています。
開き戸のメリットとしては、遮音性や機密性に優れており引き戸に比べてもコストが抑えられるというものがあります。
また、玄関の間口が広く取れない場合には前後に開閉するだけで出入りができる開き戸が大活躍します。
最近の住宅では、一般的なドアになっており広く普及しているところからオシャレなデザインのものや幅広い色からドアを選ぶことも可能です。
玄関ドアは全く違うタイプにリフォームできるの?
引き戸と開き戸のそれぞれのメリットを理解した上で、今の玄関ドアから変更したいという人も出てきたかと思います。
ですが、間口の違いもあるため本当に玄関ドアを全く違うタイプのものにリフォームできるのか疑問に思うところもあるでしょう。
実は種類によってリフォームが可能な場合があります。
ここからは、リフォームが可能なドアについて解説していきます。
片開きドアから引き戸
片開きドアからは、YKK APドアリモのアウトセット玄関引き戸という片引込み戸に交換することが可能です。
引き戸は、横の壁にドアを引き込むスペースが必要となりますがこちらの製品であれば壁に沿って戸を動かすため片開きドアから引き戸に変更することができます。
両開きドアから引き戸
両開きのドアは、玄関ドアの中でも最も間口の幅が広いドアです。
そのため2枚連動片引き込み戸や袖付2枚連動引込み戸、2枚建ての引き違い戸にも交換できます。
力が弱くなってきたりすると両開きドアを開けるのが大変でという人も少なく無いと思うので、こちらの両開きドアから引き戸へのリフォームはかなりおすすめと言えるでしょう。
親子ドア・片袖FIXドアから引き戸
親子ドアと片袖FIXドアは片開きドアよりも間口が広いため、引き戸の種類の選択肢が多くあります。
具体的には袖付き片引き込み戸と、2枚連動片引き込み戸を選ぶことができます。
袖付き片引き込み戸と、2枚連動片引き込み戸の違いとしては通行の幅の違いです。
2枚連動片引き込み戸に交換するとベビーカーや車椅子などの通行がスムーズに行え、袖付2枚連動引込み戸に交換するとさらに通行がスムーズになります。
小さなお子様や2世帯住宅の場合は、こちらのリフォームがおすすめです。
玄関ドアを全く違うタイプにDIYできる?
一般的にドアのDIYであれば、改めて塗装し色を変えたり装飾をしたり取っ手を変えたりと比較的簡単なところから手をつける場合が多いでしょう。
しかし、テレビ番組などで芸能人が一見簡単そうにドアを総取り替えして全く違うドアへとリフォームするなど高度なDIYに挑戦しているシーンもよく目にします。
実際のところ、現在の玄関ドアを開き戸から引き戸に変更するなどのリフォームは、かなり技術が必要なものであり失敗してしまう可能性も高いのでリフォーム業者に依頼して工事してもらうのが無難と言えます。
まとめ
ドアを変えるとお家のイメージをガラリと変えることが可能です。
また、利便性も大きく変わるので現在のライフスタイルに合わせてリフォームを検討してみてはいかがでしょう。