火災保険で玄関ドアの修繕ができる?
2026.02.27
火災保険で、玄関ドアの修繕ができます。
この記事では、そんな火災保険の補償内容について解説していきます。
玄関ドアの修繕が火災保険の対象になるケース
玄関ドアが破損した場合でも、原因によっては火災保険の補償対象です。
火災保険という名称から「火事のときだけ使える保険」と思われがちですが、実際には風災や盗難、外部からの衝突事故など、さまざまなリスクに備える総合保険です。
ここでは、玄関ドアの修繕が補償対象となる代表的なケースについて詳しく解説します。
台風や強風による破損(風災補償)
最も多いのが、台風や突風などの強風による被害です。
強風にあおられてドアが勢いよく開閉し、蝶番(ちょうつがい)が曲がったり、枠が歪んだりすることがあります。
また、飛来物がぶつかってドアがへこんだり、ガラス部分が割れたりするケースも少なくありません。
このような場合は、火災保険の「風災補償」の対象になる可能性があります。
具体例としては、下記の通りです。
・台風の強風で玄関ドアが変形した
・飛来物が当たりドアに大きなへこみができた
・強風でドアのガラスが割れた
・ドアクローザーが破損した
ただし、契約内容によっては免責金額が設定されています。
特に古い契約では「フランチャイズ方式」が採用されていることがあり、例えば20万円未満の損害では保険金が支払われないケースも少なくありません。
近年の契約では「免責方式(エクセス方式)」が多く、数万円程度の自己負担で済む場合もあります。
まずは自分の保険証券を確認することが大切です。
空き巣被害による破損(盗難補償)
空き巣や不法侵入によって玄関ドアが壊された場合も、火災保険で補償される可能性があります。
これは「盗難補償」に該当します。
例えば、
・バールなどでこじ開けられた
・鍵周辺を破壊された
・ドアのガラスを割られた
・ドアノブや錠前を壊された
といった被害です。
ここで重要なのは、玄関ドアは「建物」に該当するという点です。
火災保険には「建物」「家財」「建物+家財」の契約区分がありますが、玄関ドアは建物の一部として扱われます。
そのため、建物の補償に盗難補償が付帯されていなければ保険金は支払われません。
また、盗難被害の場合は警察への届け出が必要です。
被害届の受理番号が請求時に求められることが多いため、速やかに警察へ連絡しましょう。
自動車の衝突や飛来物による破損(物体の落下・飛来・衝突)
外部からの突発的な事故によって玄関ドアが壊れた場合も補償対象になる可能性があります。
これは「物体の落下・飛来・衝突」といった補償に該当します。
具体的には、
・自動車が玄関に突っ込んできた
・当て逃げでドアが破損した
・子どもの投げたボールが当たってガラスが割れた
・石を投げ込まれて破損した
といったケースです。
自動車事故の場合、加害者が特定できて損害賠償を受けられる場合もあります。
その場合、既に受け取った損害賠償金については火災保険から重複して受け取ることはできません。
火災保険は実際の損害を補填する目的の保険であり、利益を得るためのものではないからです。
しかし、当て逃げなどで加害者が分からない場合は、火災保険が大きな助けになります。
落雪や雪害による破損(雪災補償)
豪雪地域では、屋根からの落雪が玄関ドアに当たって破損することがあります。
また、大雪の重みでドア枠が歪んだり、開閉が困難になったりするケースも少なくありません。
こうした場合は「雪災補償」が対象となる可能性があります。
ただし、経年劣化による歪みと判断されると補償されないこともあるため、被害発生直後の写真を撮影しておくことが重要です。
雹(ひょう)による破損
雹が激しく降った際に、玄関ドアの表面に無数のへこみができることがあります。
金属製ドアやガラス部分は特に被害を受けやすい部分です。
雹災も風災補償の一部として扱われることが多く、契約内容に含まれていれば補償対象となります。
補償を受けるためのポイント
玄関ドアの修繕を火災保険でカバーするためには、いくつかのポイントがあります。
被害直後の写真を残す
被害状況が分かる写真は必須です。
遠景・近景・破損箇所のアップなど複数枚撮影しましょう。
修理前に保険会社へ連絡
自己判断で先に修理してしまうと、被害状況の確認ができずトラブルになることがあります。
必ず事前に保険会社へ連絡しましょう。
見積書を準備する
修理業者から正式な見積書を取得します。
内訳が明確なものが望ましいです。
まとめ
玄関ドアの破損は、原因によっては火災保険の補償対象になります。
特に多いのは、
・台風や強風による風災
・空き巣による盗難被害
・自動車や飛来物による衝突事故
・雪や雹などの自然災害
といったケースです。
ただし、経年劣化や施工不良、免責金額以下の損害などは対象外となります。
重要なのは「原因」と「契約内容」を正しく確認することです。
玄関ドアのトラブルが起きた際は、慌てずに契約内容を確認し、適切な手順で保険会社に連絡しましょう。
正しい知識があれば、思わぬ修理費用の負担を大きく減らすことができます。
参考URL玄関ドアの修理にも火災保険は使える? – SBIの火災保険比較
火災保険で玄関ドアも修繕できる?台風被害だけではない!火災保険の補償内容! | その他 | 給付金を活用した住宅リフォームを神奈川を中心にご紹介し実績をレポート
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