意外と大変な窓掃除!コツはある?
2023.11.20
いざ掃除するとなったらかなり大変なのが窓掃除です。なるべくなら大掃除前には掃除しておきたい場所でしょう。この記事では、そんな窓掃除のコツについて解説していきます。
窓はなぜ汚れる?
窓は外側と内側で汚れる原因が違います。ここでは、外側と内側で窓が汚れる原因について解説していきます。
窓ガラスの外側
窓ガラスの外側が汚れる原因は、車の排気ガスや風などで飛んでくる砂埃、春であれば花粉、梅雨時期や台風の時期であれば雨水などによる水垢や雨水などで跳ねた泥汚れなど様々です。
この中でも特に水垢による汚れは、放置しておくと固まりかなり落ちにくくなってしまいます。
また、網戸や窓サッシにも窓ガラスと同様の汚れがたまっていきます。このような場所の汚れを放置しておくと時期によっては、ゴムパッキンの部分がカビてしまうこともあるでしょう。
窓ガラスの内側
窓ガラスの内側が汚れる原因としては、手垢や室内を漂うホコリ、キッチンからの油分を含んだ水蒸気などこちらも窓の外側と同様に多種多様です。
タバコを吸う人がいる場合は、タバコのヤニなども窓ガラスが汚れる原因となり長期間放置しておくとガラスが変色してしまうこともあります。
効果的な窓掃除の手順
ただ窓掃除をしていても、効率が悪い場合もあるでしょう。ここからは、効果的な窓掃除の手順について解説していきます。
サッシを掃除する
まず初めに着手するべき場所は、窓サッシです。窓サッシは汚れが1番たまる場所と言われていますが、基本的にたまった汚れは砂埃であり乾燥して固まっていることが多いです。
窓ガラスの掃除には、水を使いますが最初にガラスの方から水を使って掃除をすると使った水が窓サッシにたまり砂が泥になってしまってさらに掃除しづらくなってしまいます。
そのため、先に窓サッシをハケなどで払い落としておくと良いです。
隅などにこびりついた砂埃は、Lブラシや歯ブラシをL字に曲げたものを使ってかき出した後掃除機で吸い込みます。
その後、ペットボトルに入れた水を少しずつ流し込んで歯ブラシ等で仕上げ磨きし、いらなくなった布などで拭き上げるとキレイになります。
外側の窓ガラスを掃除する
窓サッシがキレイになったら外側の窓ガラスを掃除していきましょう。
ガラス部分の掃除は、基本的に水を使って掃除していきます。
まずは全体的に水で濡らして、スクイージーなどで水を切り、雑巾などで拭き上げていきます。窓ガラスについた汚れは、水だけで落とせるものが多いので洗剤は使いません。
汚れがこびりついている場合は、いらなくなったプラスチックのポイントカードなどを利用して削り落としていきます。
仕上げに、マイクロファイバーのタオルで拭き上げるとピカピカに仕上がるのでおすすめです。
最近では、百均でもマイクロファイバーのタオルは手に入るので試してみてはいかがでしょう。
内側の窓ガラスを掃除する
最後に内側の窓ガラスを掃除していきます。
窓ガラスを拭く前には、鍵やその周辺の汚れを落としておきましょう。
窓ガラスの掃除には、42度くらいのお湯で湿らせた雑巾を使っていきます。内側の窓ガラスには、皮脂汚れが付いている場合が多く、お湯で溶かしていくと簡単に落ちます。
全体的に拭き終わったら外側と同じようにスクイージーで水を切った後、マイクロファイバーのタオルでピカピカに拭き上げるとキレイに仕上がるでしょう。
窓掃除をするタイミング
窓ガラスを効果的にキレイにするには、窓掃除をするタイミングが重要です。
おすすめなのが、曇りの日や雨上がりの日です。曇りの日や雨上がりの日は、湿度が高く窓ガラスの汚れが浮き上がり落としやすくなっています。
また時間帯的には、朝一か夕方がおすすめです。
晴れている日や日中は乾燥しやすく、せっかくガラスを拭いても拭き跡が残ってしまい汚らしく見えてしまうため避けるべきでしょう。
窓掃除で使えるグッズ
窓掃除には使えるグッズが多くあります。ここでは、窓掃除に使えるおすすめグッズをご紹介していきます。
新聞紙
新聞紙は昔から窓掃除に使えるグッズとして有名な物のひとつです。
新聞紙は細かい繊維で作られているため、窓の汚れを効果的に吸着してくれます。
また、新聞紙に使われているインクは艶出しやコーティング効果があり窓をよりキレイにしてくれます。
コツとしては、濡れた新聞紙で窓にギザギザを描くようにして拭いた後、乾いた新聞紙を丸めて円を描くようにして拭くとかなりキレイに仕上がるので試してみてください。
ストッキング
ストッキングも昔から窓を掃除するためのグッズとして有名な物のひとつです。
不要になったストッキングを使っての窓掃除は、SDGsにもなり環境にも優しい掃除方法と言えます。
ストッキングを丸めてお団子を作りそれを使いゴシゴシするだけなのでお子様でも簡単にお手伝いができます。
まとめ
掃除はどうしても面倒であり気が進まないことでしょう。
しかし、いざキレイにしてみるとかなり気持ちいいものです。
年末も近くなってきましたので、ここら辺で1度気合を入れて頑張ってみてはいかがでしょう。